医療・福祉

私の信条

「成年後見制度」について書いてみた! その2

成年後見制度とは認知症などにより判断能力が低下した本人に代わって、法律上認められた代理人(成年後見人)がその人の権利と財産を守る仕組みである。前回、本制度の概略を示した。さまざまなご意見をいただいたが、そのなかには、「昔は成年後見制度などな.........
私の信条

子どもをめぐる環境

今回は、子どものことについて書きたいと思います。先日、「児童養護施設」の施設長から話を聴く機会があったからです。「児童養護施設」、かなり昔は「孤児院」と表現されていました。「タイガーマスク」に出てくる「ちびっこハウス」を思い出されるかもしれ.........
まちづくりと環境

居住支援について

今回は、「新たな住宅セーフティネット制度」と「居住支援法人」についてお話します。日本では福祉と居住(住宅の確保)とは別物と考えられていました。行政の役割分担では、「福祉は厚生労働省」、「居住は国土交通省」と区分けされています。しかし、200.........
私の信条

北砂事件と孤独死

今回は、孤独死・無縁死のことを書きます。というのも、さる3月27日に私がコーディネーターを務めたシンポジウムで「北砂兄弟餓死事件」をテーマに議論したからです。一般区民向けに催したこの会には、60人近い参加者があり、テーマへの深い関心が伺えま.........
私の信条

中高年のひきこもり その4

〔「その1」~「その3」までのお話〕中高年ひきこもりの方々を支援するのは、「親」ではなく、「国・行政・社会」です。したがって、親や家族にひきこもりの当事者を世話する責任を全面的に負わせる現在の状況は問題です。子どもの世話に一生を捧げて、親の.........
私の信条

中高年のひきこもり その3

〔「その1」~「その2」までのお話〕中高年ひきこもりの方々を支援するのは、「親」ではなく、「国・行政・社会」です。8050問題で、中高年のひきこもりの子どもを抱える高齢者の親が、ひきこもり支援のプロを称する「引き出し屋」に多額の費用を支払い.........
私の信条

中高年のひきこもり その2

「中高年のひきこもり その1」に引き続き、今回もひきこもりの問題を取り上げます。〔「その1」のお話〕前回、確認したことは、いま、ひきこもりの当事者は、大人だということ。子どもの不登校の問題だけではありません。30代後半から50代前半のおもに.........
私の信条

中高年のひきこもり その1

〔「ひきこもり」とは〕厚労省のガイドラインによれば、「ひきこもり」とは、以下となります。「社会的参加を回避し、原則的には6ヵ月以上にわたっておおむね家庭にとどまり続けている状態」今回は、中高年のひきこもりについて私の意見を述べます。〔子ども.........
私の信条

行政のしくみ?!

行政がどのように制度をつくっているか、サービスを決定しているか、お金を動かしているか、私もすべてはわからないです。普段、福祉制度のことを書いているので隅から隅まで行政の意思決定過程としくみを知っているかというと、そんなことはありません。いま.........
私の信条

福祉サービスの利用者・家族が成熟

以前も話題としましたが、今回も介護福祉職に対する利用者や家族からのハラスメントの内容です。ハラスメントについて国・自治体はどのように考えているのか、今後どうすべきかを検討していきます。2020年10月27日に江東区労働組合連絡会の江東区への.........