みなさま
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年はいろいろありますのでぜひご協力と応援のほどよろしくお願いいたします。
さて、みなさんは自分が認知症になってしまったら、どうしますか。記憶力が極端に衰えて、当たり前にできていたことができなくなってしまう、介護なしには生活できない・・・心配はつきません。
何より、これまで築き上げてきた自分の財産はどうなってしまうのか。年金、確定申告、不動産管理、介護とは関係のない問題―事務手続きの困難とでもいいましょうか―にも直面することになるのです。
それを解決するのが「成年後見制度」です。私が講師を務める成年後見制度の講演会を2か月に1回やっています。直近では2月5日(日)に開催します。みなさん、ぜひご参加ください。
成年後見制度ですが、認知症などによって判断能力が低下してしまった人を法律的に守る制度です。認知症になってしまった人に後見人を選任して、財産の管理や介護の手配などいろいろ生活上の手続きを任せます。
私自身、成年後見制度の推進機関に10年以上勤務していました。実際に認知症で身寄りのない方の後見人を受任していたこともあります。
利用するとなると家庭裁判所を通さなくてはなりません。敷居が高いと感じるかもしれませんが、財産の管理を任せるからこそ司法機関に間に入ってもらい、信用のある制度としています。
うまく活用すれば確実に生活のためになるしくみです。老後の不安を解消するばかりでなく、自分の親兄弟が認知症になってしまったときにもその力を発揮します。私の講演会では、成年後見制度をやさしく、わかりやすく説明します。ご期待ください!