2024年2月21日(水)から江東区議会の第1回定例会が始まりました。2月から会派を組んだこともあり、会派の幹事長として主な議案等への賛否に係る賛否とその理由を以下の通り示したいと思います。
1.副議長選挙について
反対の意思表示をしました。「第2会派が副議長」という慣例ではなく、投票で副議長を選任すべきと考えます。
2.議案第38号江東区監査委員選任同意方について
反対の意思表示をしました。与党会派が監査委員を担ってしまえば、適切な監査が実施できないと考えるからです。
3. 議員提出議案第1~3号議員に対する辞職勧告決議
反対の意思表示をしました。
柿沢未途氏から20万円を受け取った、にしがき誠議員、米沢和裕議員、星野博議員の3者に関する辞職勧告が議員提出議案として自参無、公明、共産の3会派から提出されました。
辞職勧告を受けた議員が江東区議会を混乱させ、区民の政治不信を招いたことは看過できません。重大な責任があると考えます。とはいえ、現時点では在宅起訴された段階であり、裁判も始まっておりません。推定無罪の原則は守られなければなりません。刑事的な責任はもとより、道義的・倫理的責任という点では辞職が適当であると主張される方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、道義的な責任は今回の政治的対立に関係したすべての区議会議員にあると考えます。3議員が辞職すれば終結するものではありません。
以上のことから私たちの会派としては、辞職勧告に反対の意思表示をいたしました。
いずれにしても私たちは、木村元区長と柿沢氏をめぐる賄賂の問題に関して、何らの関りもありませんでした。今後も堅実な議会活動を続けていこうと思います。